陸上自衛隊 東部方面混成団
　　　　　創立２周年記念行事（武山駐屯地）

東部方面混成団の創立記念祭です。 　　　　　　　　　　　　　　横須賀の武山駐屯地が混成団の本部なので、そこで行われました。 　　　　　　　　　　　　　　朝霞、駒門、板妻、武山、相馬原の部隊から成る混成団です。

９時少し前に開門しました。 　　　　　　　　　　　　　　やはり門の前で多くの人が列んでいました。 　　　　　　　　　　　　　　入門後、装備品が展示してありました。 　　　　　　　　　　　　　　航空自衛隊のパトリオットPAC-3と化学防護車です。

主道路から少し入り、そこにも装備品がありました。 　　　　　　　　　　　　　　こちらは新装備の「中距離多目的誘導弾」です。 　　　　　　　　　　　　　　２０１２年の総合火力演習で初公開だったものです。 　　　　　　　　　　　　　　陸上自衛隊広報センターにも展示してあります。

８７式対戦車誘導弾と０１式軽対戦車誘導弾です。 　　　　　　　　　　　　　　戦闘訓練展示にも登場します。

９時５０分頃、観閲式会場に部隊が入場してきました。 　　　　　　　　　　　　　　今回の演奏は東部方面音楽隊です。

観閲指揮官が入場して来ました。

観閲式執行者の東部方面混成団団長の入場です。 　　　　　　　　　　　　　　これより観閲式の開始です。

国旗の入場です。 　　　　　　　　　　　　　　国旗が登壇し、国歌演奏が行われます。

執行者の巡閲です。 　　　　　　　　　　　　　　各部隊を確認して周ります。

祝辞です。 　　　　　　　　　　　　　　混成団団長と市議会議員です。

観閲行進

観閲行進が始まりました。 　　　　　　　　　　　　　　まず、徒歩で各部隊が行進します。

第３１普通科連隊、第４８普通科連隊、女性自衛官など 　　　　　　　　　　　　　　混成団ならではの多種多様の部隊です。

車両部隊の行進です。 　　　　　　　　　　　　　　先頭は８２式指揮通信車です。

第３１普通科連隊と第４８普通科連隊の各装備です。 　　　　　　　　　　　　　　軽装甲機動車と高機動車です。

高機動車に牽引され１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴです。 　　　　　　　　　　　　　　９６式装輪装甲車も行進します。

上空をＵＨ−１Ｊが通過します。

左から７４式戦車、９０式戦車、１０式戦車です。 　　　　　　　　　　　　　　駒門の機甲教育隊の装備です。

観閲行進終了

工科学校生徒によるドリル演技です。

華麗なる演技です。 　　　　　　　　　　　　　　　空砲の発砲も行います。

女性自衛官が入場して来ました。 　　　　　　　　　　　　　　　約２００名による合唱です。 　　　　　　　　　　　　　　　２曲、合唱を行いました。

女性自衛官が退場後、奥の林から大勢の隊員が走ってきました。 　　　　　　　　　　　　　　　男性自衛官のみによる自衛隊体操です。

ラジオ体操とは違う、自衛隊伝統の体操です。 　　　　　　　　　　　　　　　約９００名による集団体操でした。

特別儀仗隊による儀仗、栄誉礼の展示です。 　　　　　　　　　　　　　　　国賓など迎える際に行われる特別な儀式です。 　　　　　　　　　　　　　　　第３０２保安警務中隊によって行われます。

今回はアメリカ合衆国大統領を迎えるのを想定し行われます。 　　　　　　　　　　　　　　　両国の国旗が掲げられ、国歌演奏が行われます。 　　　　　　　　　　　　　　　ここでも東部方面音楽隊が活躍します。

国歌演奏後、受礼者(大統領)による巡閲です。 　　　　　　　　　　　　　　　指揮者に先導され、部隊を確認していきます。 　　　　　　　　　　　　　　　部隊は非常に規律のとれた素晴らしい動作です。 　　　　　　　　　　　　　　　この後、天皇や総理大臣に会うことになります。

太鼓演奏です。 　　　　　　　　　　　　　　　武山の太鼓と東部方面隊の太鼓です。

模擬戦闘訓練展示：状況開始

戦闘訓練の開始です。 　　　　　　　　　　　　　　　ＵＨ−１Ｊが飛来して来ました。

ＵＨ−１Ｊにはレンジャー隊員が搭乗しています。 　　　　　　　　　　　　　　　敵部隊を確認するため、敵地に降下します。

降下後、レンジャー隊員は速やかに展開。 　　　　　　　　　　　　　　　ＵＨ−１Ｊは離脱します。

敵の状況を確認するため、偵察オートバイが進入して来ました。 　　　　　　　　　　　　　　　身をかがめての運転です。

武装した軽装甲機動車も進入します。 　　　　　　　　　　　　　　　敵の銃撃に対し、5.56mm機関銃MINIMIで応戦します。

敵の攻撃で偵察隊が被弾しました。 　　　　　　　　　　　　　　　オートバイに隠れ、状況を確認します。

状況を確認した部隊は、応援を要請し離脱します。 　　　　　　　　　　　　　　　オートバイが大破したので、偵察要員は軽装甲機動車に 　　　　　　　　　　　　　　　乗車し離脱します。

支援射撃を行うため155mm榴弾砲FH-70が進入してきました。 　　　　　　　　　　　　　　　短距離の移動のため、内部動力で自走します。

高機動車に牽引され、120mm迫撃砲RTも進入して来ました。

FH-70、120mm迫撃砲RTともに射撃を行うため展開します。

続いて81mm迫撃砲L16も進入して来ました。

対装甲車輌に対し、８７式対戦車誘導弾も投入されます。

迫撃砲、榴弾砲共に準備が進みます。

120mm迫撃砲RT、８７式対戦車誘導弾の準備ができました。 　　　　　　　　　　　　　８７式対戦車誘導弾は今回、片撃ちの態勢です

155mm榴弾砲FH-70による支援射撃です。

敵陣地に弾着しました。

迫撃砲も155mm榴弾砲FH-70と同じく、射撃を行います。

敵陣地へ弾着し、打撃を与えていきます。

ここへ、装甲化された部隊の投入です。 　　　　　　　　　　　　　　９０式戦車と１０式戦車の進入です。 　　　　　　　　　　　　　　９０式戦車の砂埃がすごく、１０式戦車は見えない状態です。

９６式装輪装甲車と軽装甲機動車も進入します。

敵の攻撃に対し、９６式装輪装甲車が12.7mm重機関銃M2で応戦します。

１０式戦車、155mm榴弾砲FH-70による射撃です。

圧倒的火力で敵を追い詰めていきます。

部隊の突撃に対し、突撃支援射撃を行います。

敵戦車へ９０式戦車が突撃します。

戦車部隊の後を隊員を乗せた９６式装輪装甲車が続きます。 　　　　　　　　　　　　　　敵陣地へ到着後、速やかに下車し展開します。

１０式戦車も敵戦車を追い詰めます。 　　　　　　　　　　　　　　周辺の的に対し、７４式車載7.62mm機関銃の斉射です。

部隊が突入し敵陣地を奪取しました。

この様に普通科、機甲科、特科の連携で作戦が行われます。

模擬戦闘訓練展示：状況終わり

訓練展示に使用した装備品が会場に展示されました。 　　　　　　　　　　　　　　　120mm迫撃砲RT、155mm榴弾砲FH-70、１０式戦車などです。

体験試乗も行われました。 　　　　　　　　　　　　　　　７４式戦車の試乗はあっという間に定員になりました。 　　　　　　　　　　　　　　　戦車の試乗はよく行われますが、９６式装輪装甲車はあまりありません。 　　　　　　　　　　　　　　　なので、今回は装輪装甲車に試乗です。

ヘルメットを被り、後部ハッチより中へ。 　　　　　　　　　　　　　　　後部乗員室上部のハッチより乗り出し乗車です。 　　　　　　　　　　　　　　　とても快適なドライブでした。

このような感じの混成団記念祭でした。 　　　　　　　　　　　　　　　模擬売店も多数あり、昼食を取りました。 　　　　　　　　　　　　　　　駅までのバスはすし詰めです。