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埼玉県に所在する、大宮駐屯地です。
化学学校が置かれ、中央即応集団隷下の中央特殊武器防護隊が所属します。 |
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駐屯地創立記念祭としては遅い開門で、9時30分でした。
花火が上がり、入場です。
模擬店も多数、出店していました。
装備品展示会場横に観閲式参加部隊が整列していました。 |
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その装備品展示会場を見学します。
普通科部隊の装備です。
01式軽対戦車誘導弾、5.56mm機関銃MINIMI、120mm迫撃砲RTです。 |
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こちらは化学部隊の装備です。
化学物質の検知器や化学防護衣です。
00式個人用防護装備、化学防護衣4形です。 |
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最新のNBC偵察車です。
化学防護車よりも検知がしやすく、整備等も行いやすいそうです。 |
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初めて見る装備です。
化学剤監視装置です。
有毒ガス等の流れを監視する目的に使用されます。
多用途ヘリコプターにも装置が搭載可能との事。 |
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式典会場に参加部隊が入場して来ました。
10時式典開始ですので、入門からすぐです。 |
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部隊が整列し観閲指揮官の到着を待ちます。 |
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観閲指揮官の入場です。
これより観閲式の開始です。 |
観閲式 |
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最初に今年、不慮の事故で殉職された隊員へ黙祷が行われました。
そして観閲式執行者へ敬礼です。
執行者は化学学校校長です。
見学席からは観閲台が見えません。 |
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国旗へ栄誉礼です。
国歌が演奏されます。
わずかに国旗が見えます。 |
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巡閲が行われます。
この時だけ、執行者が見えます。
各部隊を確認して周ります。 |
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この後、祝辞、祝電披露が行われます。
今回、第32普通科連隊が任務により不在です。
観閲行進、訓練展示も、その旨で行われます。 |
観閲行進 |
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観閲行進の開始です。
まず、第32普通科連隊を除いた部隊の行進です。 |
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主に化学科の隊員の行進です。 |
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続いて車輌部隊の行進です。
先頭には82式指揮通信車が行進します。 |
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発煙機3型とNBC偵察車です。
化学学校の部隊と、中央特殊武器防護隊の装備がそれぞれ行進します。 |
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94式除染装置と除染車3形です。 |
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最後に観閲飛行として、CH−47JAが上空を通過しました。 |
音楽演奏 |
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アトラクションの開始です。
まず、音楽演奏が行われます。
下志津の高射学校音楽隊とラッパ隊による、合同演奏です。 |
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自衛隊の一日をラッパと共に演奏されます。 |
格闘訓練展示:個人 |
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続いて、格闘訓練展示です。
素手や小銃を用いた格闘の展示です。 |
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まず、個人での動きの展示です。
小銃を使用した格闘です。 |
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敵の攻撃を回避し、一撃を加えます。 |
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小銃を置き、ナイフ(銃剣)での格闘へ移ります。 |
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ナイフを構え、一撃! |
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狙いを定め、一撃! |
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敵の攻撃を回避して |
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急所を狙い、一撃! |
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素手での格闘です。
拳を突き、すかさず中段蹴り! |
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力を込めての一撃! |
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勢いをつけての一撃! |
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攻撃をかわしての、蹴りの一撃!
個人での格闘はここまで。 |
格闘訓練展示:組手 |
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より、実践的な格闘に移ります。
次々と敵が襲いかかって来ます。 |
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小銃を携帯しての格闘です。
前進していき、敵が襲いかかって来ました。
敵の打撃を受け止めます。 |
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打撃を払い、脳天へ銃床を叩き込みます。
一人目を無力化しました。 |
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後ろより襲い掛かる敵へ、蹴りの一撃! |
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そして、銃床の一撃で無力化。 |
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ナイフで襲いかかります。
小銃で受け止め、腕を取ります。 |
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足を掛けて倒し、脳天を踏み叩きます。
無力化です。 |
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敵も小銃を持っています。
しかし、攻撃を受け止めて払います。 |
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体勢を崩した所に、一撃を加えて無力化。 |
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隙をついて襲い掛かりますが、かわして |
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振り払い、銃床で一撃! |
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背後から来ますが、振り払い |
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転倒させての、頭部へ一撃! |
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小銃で突いてきますが、受け流し |
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脳天へ一撃! |
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そのまま転倒させて、馬乗りになります。 |
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締め付けて無力化します。 |
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素手での対応です。
襲いかかる敵を抱え込み、膝蹴りの一撃! |
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背後から襲いかかりますが、蹴りで応戦。
膝蹴りを加えて無力化します。 |
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ナイフで襲いかかります。
攻撃をかわし、転倒させて頭部を踏み叩きます。 |
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そのまた背後から襲いかかります。
しかし、首投げの体勢を持って行き転倒させます。 |
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頭部を踏み叩きます。
直後に背後を取られます。 |
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しかし、抜け出して肘の一撃。 |
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ナイフで襲いかかります。
手首を取り、ねじ上げ |
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転倒させての、頭部へ一撃! |
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小銃で襲いかかります。
小銃を奪い取り、体勢を崩します。 |
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転倒させて、頭部を踏み叩きます。 |
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背後より襲いかかり、転倒させられます。 |
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馬乗りになられますが、形勢を逆転して攻撃して無力化。 |
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この様に日々の訓練の成果で、様々な場面に対応が行えます。 |
化学部隊訓練展示:バイオテロ対応 |
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化学科部隊による訓練展示です。
化学物質がテロリストにより撒かれました。 |
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報告により化学部隊が出動します。
どのような物質か分かりません。
気密防護衣を着用しての任務です。
状況不明の環境下での作業に使用されます。
携帯型化学物質モニターで探索します。 |
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何かを発見した模様。
毒物の印を立てます。 |
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こちらの隊員は他を探索します。 |
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こちらの隊員は、先ほどの物質を採取して毒物を特定します。 |
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探索を行なっていた隊員が何かを発見しました。
放射性物質の疑いがあります。
この防護衣では、長く留まるわけには行きません。
放射線に対応できる装備の隊員を呼びます。 |
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応援にきた隊員と情報を交換します。
任務を受け継ぎます。 |
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化学防護衣4形に鉛入りベストを装備しています。
臓器や甲状腺への被爆を防ぎます。 |
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放射性物質と判明し、放射能汚染の印を立てます。
速やかに退避します。 |
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化学物質が判明し、除染の作業に移ります。
除染車3形が投入されます。 |
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除染車3形より中和剤が散布されます。
個人装備の隊員も散布を行います。 |
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くまなく除染を行い、毒物を無力化していきます。 |
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除染が終わり、隊員、装備品も除染し任務完了となります。
この様に化学物質によるテロ等に対応していきます。 |
工科学校生徒:ドリル演技 |
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工科学校生徒によるドリル演技です。 |
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指揮者が化学学校校長へ敬礼し、開始の許可をもらいます。
剣を振り下ろし、演技開始です。 |
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規律のとれた動きで演技が行われます。 |
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小銃を巧みに操ります。 |
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一定の間隔を保ち、回転します。 |
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演技の途中に、空砲を発砲します。 |
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規律のとれた動きで、ウェーブを披露します。 |
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小銃を操りのウェーブです。 |
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見事な演技でした。
以上で創立記念祭のアトラクションが終了です。
第32普通科連隊が不在でしたので、戦闘訓練展示は行われませんでした。
NBC偵察車が参加の展示を楽しみにしていましたが。
任務優先ですので、来年に期待です。 |
装備品展示等 |
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多分、訓練展示に参加予定だった航空機です。
最初から展示はされていましたが、接近できたのは式典後です。 |
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駐屯地に停められた軽装甲機動車です。
こちらは任務には向かわなかったのでしょう。 |
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観閲行進に参加した車輌が止めてあります。
化学科の車輌しかありません。
NBC偵察車がフロントの防護板を開放のと閉鎖がそれぞれです。 |
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体験試乗も行われています。
高機動車の試乗です。
普段、戦車試乗に比べて人気はあまり無いですが、今回は凄い人の列でした。 |
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史料館は閉鎖されていました。
アトラクション等が縮小され、こじんまりとした内容でした。
格闘訓練展示は見応えがありました。
次回は普通科との連携が見たいです。 |